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WEBサイト公開における サーバーの選び方のポイント

2019.10.17 / SAI 藤吉洋平

ニュース WEB制作

WEBサイトの公開にはサーバーが必要になりますが、サーバーの選び方の尺度は料金であったり、機能であったり、いろいろですが、結果サーバー選びで最も重要視してほしいのは「責任をもって管理してくれる状況であるか否か」かと思います。

自社でサーバーを構築、チューニング、メンテナンスできる人員を確保することは非常に敷居が高く、ほとんどの企業はサーバー管理者が不在です。そのような状態でWEBサービスを運営していくととても痛い目に合うケースがあります。その経験をされた方も多いことでしょう。

 

止まらないサーバーはない

どのようなサーバーサービスであっても障害が発生しないサービスはありません。稼働率99.9999といったうたい文句のサーバー会社などはありますが、障害情報をみると結構止まっていたりします。

というのも、サーバーは機械であるが故、老朽化したり、初期不良などは避けられません。またサーバーを格納するラックや電源、データセンターのインフラ、ネットワークなど様々な要素が絡み合って稼働しています。それらすべてを100%正常に稼働させることは不可能です。

 

常にサーバーを監視、メンテナンスすることと、止まってしまったときのケアが重要

サーバーが止まった時に打つ手なしというのは現在のWEBサービスを展開する上で致命的です。現在利用しているサービスのサーバーが停止し、復旧目途が立たない状況を想像するだけで背筋が寒くなります。クライアントや顧客からの問い合わせの連続、上司からの圧力、原因解明の方法の模索・・・たぶん耐えられる人は少ないでしょう。

多少お金を多く払ってでも確実にサーバー障害時に迅速に対応できる状況を作っておくことは必須です。

 

管理者不在の専用サーバー、VPSをご利用の方は要注意

先ず専用サーバーとVPSをご利用の方はすぐにでもサーバー管理者が誰なのか把握することが大事です。これらサーバーは契約時はOSがインストールされた状態のみで、最初「誰か」がサーバーセットアップを行います。その状態で運用を開始するのですが、その「誰か」としっかりと繋がりを保っていないと、障害時の復旧は難しい状況になります。特に専用サーバー、VPSは物理的な機械をレンタルするものなので、機械自体が壊れてしまった場合は打つ手がない場合もあります。

バックアップのハードディスクが別で設置されている、別データセンターに自動バックアップがされているなどの文言を契約時に見かけることもありますが、それを誰がいつ復旧するかが不明確だったりします。

専用サーバーやVPSで運用されている方は責任をもって管理してくれる方を確保することは必須となります。

 

クラウドサービスも止まります。

クラウドサービスは専用サーバーやVPSと違い、物理的なハードが存在しない(厳密には存在しているが・・)状態なので、ハードトラブルからの悩みを開放してくれます。

ただ、利用しているサーバー内のアプリケーションや、ミドルウェアはもちろん「誰か」によってセットアップされたものです。メモリ不足や、不正アクセス、Dos攻撃などでサーバーが停止した場合、速やかに復旧を行う必要があります。

専用サーバー、VPS同様に責任をもって対応してくれるサーバー管理者は必要になります。

 

意外に優秀なのはレンタルサーバー

レンタルサーバーは歴史も長くサービスも成熟し、価格もびっくりするぐらい安いです。

しかもレンタル故にサーバーの管理や復旧はレンタルサーバー会社が行ってくれているので、もしサーバーが停止してもそのうち復旧しますし、障害情報にも明確に原因と対応が記載されます。

昔に比べトラフィックにも強くなって、かなりの数のサービスがレンタルサーバーで動くんじゃないかと思うほど優秀な印象です。以下の条件に該当しなければレンタルサーバーでよいかもしれません

・月間5万PV以上、または集中的なトラフィックの発生がある

・ファイルサイズの大きなデータを扱うサービス

・メールが大量に飛び交うサービス

・フルスタック型のフレームワークが必要なWEBサービス

・JavaやPython、C++、Goなどで組まれたWEBサービス

 

サーバーの選びのポイント

先ずレンタルサーバーを検討し、上記条件に該当する場合はサーバー管理者を手配できるサービスを選びましょう。サーバー管理まで丸っとお任せできるサーバー会社や、マネージドプランを用意しているサーバー会社もたくさんあります。いずれもレンタルサーバーとの価格差は大きく、レンタルサーバーの50倍以上です。倍率だけを見ると結構引いてしまう料金です。

そもそものレンタルサーバーが安すぎるのもあるのですが、まじめにWEBサービスを展開する上でそれなりの費用は必要ということだと理解するようにしましょう。

 

サーバー管理者ありでクラウドサービスが主流

クラウドのブームでサーバー業界もそちらにシフトしてきているます。ここでは記載しませんが、クラウドには様々な魅力とメリットがあります。サービスも日々進化を遂げています。

一点だけ懸念点を挙げるのであれば大抵のクラウドサービスは従量課金となっています。予め事業予算を組んでしまっている場合コスト計算が難しい場合があります。

 

まとめ

結局障害がおこること前提でネガティブなことばかり書いてしまいました。

とはいえサーバーに求めるものの真髄はそこにあると私は思います。

サーバーは動いて当たり前、サーバーでの悩みから解放され、前を向いてサービスに集中できる状況を作ることがサーバー選びの核になると考えています。

 

SAI 藤吉洋平

SAI 藤吉洋平

株式会社エス・エー・アイ 取締役

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